Tanuki_Bayashin’s diary

電子工作を趣味としています。最近はラズベリーパイPicoというマイコンを使って楽しんでいます

【Raspberry Pi Pico】NeopixelをたくさんのVRで制御する

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

【目次】

1.はじめに

前回投稿した記事でMCP3208を用いて、A/D変換のチャンネルを増やすことを試みました。

tanuki-bayashin.hatenablog.com

それは今回の取り組みと大きく関わっています。Raspberry Pi Pico(以下Picoと表記)では、自由に利用できるA/D変換のポートが3つまでだからです。

以前Neopixelに関する記事で、3つのVRでNeopixelのいろいろな要素を制御しましたが、今回はさらに2つVRを追加して新たな動きを付け加えたいと思います。

以前書いた記事:
tanuki-bayashin.hatenablog.com

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【A/D変換】Raspberry Pi PicoにてMCP3208を動かす

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

【目次】

1.はじめに

 ラズベリー・パイ Pico(以下Picoと表記)のA/D変換のポートを増やしたかったので、Picoを用いてMCP3208という、マイクロチップ社製のA/D変換機能を持ったICを動かすことを考えてみました。

写真1 マイクロチップ社製MCP3208
写真2 実験風景

マチュアの電子工作erが書いたブログです。いたらない点があるかと思いますが、大目に見て頂けると幸いです。
(;´∀`)

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Arduino UNO R4 WIFIにてサインカーブを描いてみた

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.新型Arduinoのセットアップ
  • 3.LEDマトリクスの仕組み
    • 3.1 サンプル・プログラムを見てみる
    • 3.2 テーブル”happy”について
    • 3.3 サインカーブ用のテーブルを作る
  • 4.サインカーブをスクロール表示させる
  • 5.動画

1.はじめに

 Arduino UNO R4 WIFIという製品が発売されました。Arduino UNOの新バージョンR4版にWIFI機能がついたものです。
 筆者は特に使う目的もないまま、記念用に購入しました。

購入先(一例です):
Arduino Uno R4 WiFiwww.switch-science.com

 細かい仕様に関する情報などは、他のサイトの方にお任せするとして、まず目につくのは8×12からなるLEDの表示スペース(以下「LEDマトリクス」と表記します)です。
 このようにLEDが並んでいると何かを表示させたくなるのが、マイコンボード界隈を棲み処とする工作erの性(さが)です。

 ということで、今回は新作のArduinoのLEDにサインカーブを描くことに挑んでみました。

写真1 表示させたサインカーブ

マチュアレベルの電子工作erの書いた記事です。いたらない部分もあるかと思いますが、大目に見ていただけると幸いです。
(;´∀`)

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【簡易接地抵抗計による】接地工事を行った。

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

  • 1.はじめに
  • 2.接地工事について
  • 3.実際の工事の内容
    • 3.1 使用した計測器やアース棒
    • 3.2 接地工事
      • (a) 接地極の敷設
      • (b) 接地線を地中に埋める
    • 3.3 調べて分かったこと
      • (a) 電線を埋設するときの規則
      • (b) 壁面に接地線を敷設する
  • 4.まとめ

1.はじめに

 このところ買い物に熱が入り、3Dプリンターやデジタルオシロスコープなどを購入しました。それらの取扱説明書を見てみると、どちらもアース線が必要とのことでした。筆者の家は造りが古く、コンセントには接地線が施されていませんでした。

写真1 購入したオシロスコープと3Dプリンター

 また、この時期、オシロスコープとプローブに関する冊子に目を通したのですが、オシロスコープを安全に扱うにはなによりも接地が大事だと書かれていたので、それではと思い、接地工事を行うことに考えが及びました。

接地極と接地線の接続などの接地工事には電気工事士の資格が必要です。運よく筆者は2年前に第2種電気工事士の資格を取っていました。

写真2 目を通した冊子

※今回は接地極の敷設と接地抵抗の測定までです。アース線の配線まで行ってはいるのですが、アース線を地中に埋めたときに塩化ビニールの水道管を使用してしまいました。

 念のためにと思いChatGPTで確認したところ、塩ビ管は電線管には適切でないことが分かりました。
(検索してネット上でも確認しました)

 現在適切な施工法を調べているところです。無事に工事が終了したら続きを記述したいと思います。乞うご期待。(汗)

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【Neopixel】彩度、明度、色の表示の速度を制御してみた

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

  • 1.はじめに
  • 2.実態配線図
  • 3 製作したソースコード
  • 4.動画
  • 付録

1.はじめに

以前の記事の発展形です。

以前の記事:
自作の色を作り出す関数を検証してみた~HSV色空間 - Tanuki_Bayashin’s diary

今回も10×10のNeopixelを使用します。

図1 実験の様子

ボリュームの電圧値をラズベリーパイPico(以下Picoと記述)のA/D変換機能により取り込み、Neopixelの色の変化の度合い、彩度(色の鮮やかさ)、明度(色の明るさ)を制御してみました。

彩度や明度の変更については、HSV空間という色の表現の考え方を参考にしています。HSV空間に関しては前の記事でも取り上げているので、詳しくはそちらを参考にして下さい。
(今回も、前回の動画で参考にしたYoutubeの動画内のライブラリを使用させていただきました)

参考にした動画:
youtu.be

以下述べていきます。

※素人レベルの電子工作erの書いた記事です。いたらない点などあるかと思いますが、大目に見て頂けると助かります。(;´∀`)

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サーボモータで倒立振子を作ってみた~ハード編

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

  • 1.はじめに
  • 2.構成
    • 2-1.部品表
    • 2-2 各部品の説明
  • 3.回路図
  • 4.製作手順
  • 付録 ダウンロード(クローン)

1.はじめに

倒立振子を作りたいという一心で、早1年半が経ちました。いろいろ取り組んでうまくいかず、ふとYoutubeで見かけたチャンネルで倒立振子を取り扱っていたので、マネをして組み立ててみました。ここではその取り組みについて記述していきます。

ふと見かけたチャンネルです。
www.youtube.com

写真1 製作した倒立振子

結論から言うと、カーペットの上ではバランスが取れました。(成功!!)しかし机の上では今一でした。今後、機会があれば再挑戦したいです。

わりと長い記事になるので、ハード編とコード編の2部構成にします。

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サーボモータで倒立振子を作ってみた~ソフト編

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

  • 1.はじめに
  • 訂正
  • 2.制作したコード群
    • a. プログラム冒頭部
    • b. UART部
    • c. PWM初期設定
    • d. MPU6050部
    • e. 相補フィルター部
    • f. コントローラ部
    • g. タイマ割り込み部
    • h. main部
    • 2-2. PC側のUART受信用ソースコード
  • 4.動画
  • 5.まとめ

1.はじめに

サーボモータ(指令値に対し回転数を制御するタイプ)を用いて倒立振子を組み立ててみました。Youtubeのチャンネルを参考にしました。

参考にしたYoutubeのチャンネル
www.youtube.com

写真1 製作した倒立振子

結論から言って、まだ十分にバランスが取れてはいないです。今後、さらに取り組んでいきたいです。

この記事では、ソフトの部分を中心に書いていきます。ハードに関する記事は以下を参照してください。

ハード編のリンク先:
サーボモータで倒立振子を作ってみた~ハード編 - Tanuki_Bayashin’s diary

マイコンには”Raspberry Pi Pico”を使用しました。(以下Picoと記述します)

※アマチュア電子工作erの記事です。至らない点は大目に見てくださいませ。(*- -)(*_ _)ペコリ

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