※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。
【目次】
- 1.はじめに
- 2.回路など
- 3.設計に関して
- (a)ヒートシンク
- (b)トランス
- (c)ヒューズ
- (d)デジタル電圧計電流計
- (e)接地線
- 4.性能評価
- 4-1 一定時間の間の電圧の変動率
- 4-2 電圧のAC成分
- 4-3 内部抵抗
- 4-4 考察
- 付録A 製作した回路図について
- 付録B R2 と R5の求め方(コンデンサの放電用)
- 付録C 自作の負荷について
1.はじめに
CQ出版社刊「定本 トランジスタ回路の設計」(鈴木雅臣著)という本を今年に入って読み始め、10月末に読み終えました(以下「出典」と表記します)。
トランジスタの基礎となる部分を学習できてよかったのですが、中に出てくる回路も作りたくなり、手始めに第10章の直流安定化電源から作ることにしました。
第1章から作るのが筋かと思いますが(実際は2章)、回路の電源として+15Vが必要なようで、電源を持っていなかったこともあり、安定化電源から作ることにしました。
この本が出版されて30年も経っており、中の回路も一般的なものなので、回路図や部品の品番などはそのままここに載せようと思います。
ただし、既に出回らなくなってしまった部品などもあるので、そうした場合は代替品を使用することにします。
とにかく、実際作ってみたものの出来具合を、ここにとどめておこうと思います。
※今回の回路などの権利はCQ出版社および、出典の著者の方に由来すると思います。
万一の事態については、筆者は責任を負いかねます。
(筆者独自のアイディアに由来する面に関しても、責任を負いかねます。ご了承ください)
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