Tanuki_Bayashin’s diary

電子工作を趣味としています。最近はラズベリーパイPicoというマイコンを使って楽しんでいます

【共立プロダクツ】ブッダマシーンキットを作ってみた

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.製作記
  • 3 動画
  • 4 まとめ

1.はじめに

去年の9月ごろに購入し、今年の1月に製作した共立プロダクツ(共立電子産業株式会社 共立プロダクツ事業所)社製のブッダマシーンキットに関する製作記事です。

X(旧Twitter)の筆者のTLにて共立プロダクツの広告にブッダマシーンが取り上げられていました。うたい文句としては”はんだ付けが難しい”とありました。

筆者ははんだ付け検定2級を持っており(なんか中途半端)、それなりの自信があったので試しに作ってみようと思い購入しました。

実際どうなったか読んでみていただければと思います。(;´・ω・)

写真1 完成品
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【ChatGPT使用】Pythonにてストップウォッチとビデオプレイヤーを作ってみた

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。

【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.ソースコード
    • 2.1 ストップウォッチ
    • 2.2 ビデオプレイヤー
  • 3..exeファイルへの変換
  • 4.動作する様子

1.はじめに

ちょっと思い付きで「作ってみたいなー」というノリでコードを書いてみました。
最近は特にコーディングに関しては、ChatGPT3.5の力を借りることが多いです。

覚え書として残しておこうと思います。

Pythonはver.3.12を使用しましたが、以前のバージョンでも動くと思います。
PC環境はWindows11 64bitです。

写真1 制作したプログラムの画面
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【簡易接地抵抗計による】接地工事を行った その3

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【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.工事の内容
    • (a)接地線の室内への引き込み
    • (b)各家電製品への接地線の配線
    • (c)ドア部分の溝の加工
    • (d)ABSモールの取り付け
  • 3.まとめ

1.はじめに

我が家の接地工事も3回目となりました。今回は1階の必要な箇所にも接地のコードをつなげたほうがいいと思い立ち、工事をするに至りました。

写真1 電子レンジの接地線

1回目の工事の記事
【簡易接地抵抗計による】接地工事を行った。 - Tanuki_Bayashin’s diary

2日目(前回)の工事の記事
【簡易接地抵抗計による】接地工事を行った その2 - Tanuki_Bayashin’s diary

※今回の工事では、エアコン用の取付穴から接地線を引きこんでいます。引き込む際に接地線を接続し直しており、これに関しては電気工事士の資格が必要なようですが、それ以外では接地線の屋内での家電製品同士の配線となっているので、特に資格がなくても工事をするのはよいようです。

(今回の簡易接地抵抗計での測定は、確認の意味で行いました)

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【NE555】かわいい音のするサイレンを作ってみた

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【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.回路図など
    • 2-1基本編
    • 2-2応用編(?)
  • 3.動画
  • 4.まとめ

1.はじめに

1970年代ごろ、NHKの番組で「みんなの科学」というものがありました。特に木曜日は「楽しい実験室」という枠があり、筆者の記憶では主に電子工作に関して取り上げていました。

その番組の中で「ICお化け音サイレン」という回がありました。すこしおもしろい(かわいい?)音のするサイレンでした。そのときの回路を記憶を頼りに再現してみました。

今回はその回路に関する備忘録です。

写真1 実験の様子

NE555の基本的な部分については、他のサイトを検索するなどして対応をお願いします。
また以前書いた自分の記事だと、以下のものがあります。
tanuki-bayashin.hatenablog.com

また、NE555以外にも同様の555は数種類存在するようです(LM555など)。

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『CPUの創りかた』を読んでCPUを自作した

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【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.回路構成
    • 2-1 回路図
    • 2-2 74HCシリーズの代替品について
    • 2-3 代替品を用いたときの回路
      • (a)74HC10の代替回路
      • (b)74HC154の代替回路
      • (c)74HC540の代替回路
    • 2-4 それ以外の変更箇所
      • (a)リセット回路
      • (b)クロック回路
    • 2-5 部品表
  • 3.動作について
  • 4.まとめ
  • 付録

1.はじめに

 昨年『CPUの創りかた』(渡波郁 著)という本を読みました。CPUを自作するための本なのですが、回路などの説明だけでなく、随所にちりばめられたユーモアあふれる文章に、300ページもある内容も半月ばかりで読み終えてしまいました。
(筆者にとっては異例です)

写真1 『CPUの創りかた

この本を読み、「自分もCPUを作るぞ」と意気込み、作ることにしました。
手間を惜しんで(笑)ブレッドボードで、ジャンパワイヤでつなぎながら製作しました。

覚書として残したいと思います。

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【トランジスタ回路による】安定化電源の製作

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【目次】

  • 1.はじめに
  • 2.回路など
  • 3.設計に関して
    • (a)ヒートシンク
    • (b)トランス
    • (c)ヒューズ
    • (d)デジタル電圧計電流計
    • (e)接地線
  • 4.性能評価
    • 4-1 一定時間の間の電圧の変動率
    • 4-2 電圧のAC成分
    • 4-3 内部抵抗
    • 4-4 考察
  • 付録A 製作した回路図について
  • 付録B R2 と R5の求め方(コンデンサの放電用)
    • (a)R2 を求める
    • (b)R5を求める
  • 付録C 自作の負荷について

1.はじめに

 CQ出版社刊「定本 トランジスタ回路の設計」(鈴木雅臣著)という本を今年に入って読み始め、10月末に読み終えました(以下「出典」と表記します)。
トランジスタの基礎となる部分を学習できてよかったのですが、中に出てくる回路も作りたくなり、手始めに第10章の直流安定化電源から作ることにしました。

写真1 1年かけて学習した書籍

第1章から作るのが筋かと思いますが(実際は2章)、回路の電源として+15Vが必要なようで、電源を持っていなかったこともあり、安定化電源から作ることにしました。

この本が出版されて30年も経っており、中の回路も一般的なものなので、回路図や部品の品番などはそのままここに載せようと思います。

ただし、既に出回らなくなってしまった部品などもあるので、そうした場合は代替品を使用することにします。

とにかく、実際作ってみたものの出来具合を、ここにとどめておこうと思います。

※今回の回路などの権利はCQ出版社および、出典の著者の方に由来すると思います。
 万一の事態については、筆者は責任を負いかねます。
(筆者独自のアイディアに由来する面に関しても、責任を負いかねます。ご了承ください)

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【簡易接地抵抗計による】接地工事を行った その2

※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、工作や回路を製作する場合には、細かい作業などに対して、細心の注意を払われるようお願いいたします。

  • 1.はじめに
  • 2.実際の工事の内容
    • (1)接地線を水道管から引き出し、接地極を引き抜く
    • (2)接地極を家屋の近くに埋め、接地抵抗を測定する。
    • (3)2階から接地線を配線する
    • (4)2階での作業

1.はじめに

 前回の工事では水道管を電線管として使用することは不適切であることから、工事を中止するところまででした。

前回の工事の記事
tanuki-bayashin.hatenablog.com

今回は電線管を使用することなく、アース棒を家屋の近くに埋め直すところから再開です。
(それ以前に準備が必要ですが‥)

ここで紹介する接地に関する工事には資格が必要です。資格なしに工事を行うと、法律で処罰される場合があります。

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