※なにか気になる点がありましたらコメント欄にご記入ください。また、電気工事などを行う際、事故など無いように、細心の注意を払われるようお願いいたします。
【目次】
1.はじめに
筆者宅に新しいエアコンが入ることとなり、電気店の工事の人がエアコンの設置工事をしていかれたのですが、昔、父親が作った屋外の分電盤を見て、「電力会社の人に相談してください」と言い残していきました。
その分電盤は、何点か不具合があり、正常な状態に直す必要がありました。
筆者自身、電気工事士(第二種)の免許があるので、自分で直そうと取り組んだ次第です。
(記事としては備忘録となります)
※ご注意
今回の工事では、分電盤からエアコンまでの配線作業を行っています。この工事には第二種電気工事士の資格が必要となります。
2.工事を行うに際して
はじめはその分電盤を直そうと思い立ったのですが、半年ほど前に電力会社の人が来られて、台所で昔から使っていた分電盤を新しいものに交換していったのを思い出しました。
そちらの分電盤を開いてみると、空いているサーキットブレーカーが3個あることが分かりました。
ネットで調べてみると、新しく分電盤を設置するときや、使用を中止するときなどでなければ、特に電力会社に届けることなく、その空いているところに配線をしても構わないようでした。
そのため、分電盤を直すのでなく、そこから配線を取ればいい、と思いつきました。
エアコンは新しいのと、別の部屋で使っていた分の2台あるので、それぞれ配線すればいいことになります。
と言うことで、工事を始めてゆきます。
3.実際の工事のようす
必要なものとしては、
- VVFケーブル Φ1.6mm 20m
- モール(ケーブルを隠すために使います)
(あと古い分電盤を撤去するという作業が残ります)
2台のエアコンは分電盤から、それぞれ8mと10mくらいでした。なので20mのケーブルがちょうどいい長さでした。
モールのほうは、1m単位で売られていて、白いのを5本ほど、茶色いのを2本ほど買ってきました。(ケーブルと合わせ、ホームセンターで購入しました)家の柱や壁の色に合わせて使い分け、ほぼ使い切りました。
工事の写真を載せます。
これを見ると、10Aは流れないことが分かります。したがって、Φ1.6mmのVVFケーブルが適当であるということになります。
前にも述べたように、分電盤にはご覧のように、3つサーキットブレーカーが空いていました。その内の2つにVVFケーブルを接続しました。(2本目を接続したときの写真を忘れました)
台所からお茶の間へ通って配線していきました。(わりと時間がかかりました)
長さを決めた後は、はみ出ている配線はきれいにまとめました。
こちらではこげ茶のモールを用いて配線しました。(木の色と合って分かりにくくなっています)
エアコンの下のほうから、そとにケーブルを出しました。
お茶の間側のエアコンの配線は、室外機へのパイプとともに外の分電盤に接続されていました。そのため、今回のエアコンへの配線も屋外へ出し、写真のような形で接続しました。
接続は圧着スリーブを使用し、ビニールテープで絶縁してあります。(屋外なのでPF管や接続ボックスが必要でしょうか?)
奥の部屋への配線も屋外の分電盤から接続されていました。(ここだけ新しいサーキットブレーカーへと、エアコンを取り付けた電気屋さんが買い換えてありました)
古い分電盤から新しいエアコンまでの配線は、もともとは電気屋さんが行っていて、そのときの配線は写真のように、むきだしのケーブルとサドルにて行われていました。
プロの電気屋さんが行われた工事なので、筆者もそれにならい、古い分電盤と接続されたところは外し、お茶の間のエアコンの下から出した配線と、そこまで伸びていた新しいエアコンとの配線を、そこの部分でつなぐことにしました。
以上で配線作業は完了です。
最後に間違いがないか確認を行い、ブレーカーを入れ、エアコンのスイッチを入れて、問題がないことを確かめました。
無事に終わってよかったです。
3.まとめ
工事のようすを備忘録にまとめました。
あまり経験のない工事なので、至らない点があったかもしれないです。
何かありましたら、コメント欄から教えていただけると、大変ありがたいです。
以上となります。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。